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8011lab

8011web.comの雑記帳+日記+写真帳 Hawaii、音楽、スポーツ、本、映画…そして世の中への一言などなど親父の戯れ言!


プロフィール

Author:Kaimanahila
8011web.com編集長Kaimanahilaの雑記帳+日記+写真帳。
いくつかのメディアに文章を書いていますが、そのためのアイデア、記憶を思いつくままにつづります。ハワイイ、ハワイイ音楽を中心に好きな音楽、スポーツ、映画、本…
社会への想いや恋の話もたまに…

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Category: Movie   Tags: ハワイ  ワンボイス  映画  カメハメハスクール  

カメハメハ・スクールのドキュメント映画「ワンヴォイス」

 「ワンヴォイス〜ハワイの心を歌にのせて〜」


先日、「ONE VOICE 〜ハワイの心を歌にのせて〜」を試写会で見て来た。
その感想などを書いてみる。
Onevoice

このBlogでは「ハワイイ」の表記を使わせてもらう。8011web.comを始めた時もこう表記していたが、
一般的ではないため「ハワイ」に改めた。このBlogではこだわりたい。

 ハワイイの名門校カメハメハ・スクールにおいて毎年3月に行われる”ハワイアン・スクール・ソング・コンテスト”。
そのドキュメント映画。
まず、このディープなドキュメント映画を日本のスクリーンにかけようとした配給会社の勇気をたたえたい。

ただし、この作品の監督リゼット・マリー・フラナリーが制作中の次期作品が日本のフラブームを扱った
「TOKYO HULA」だそうなので、その作品の日本公開をにらんだ戦略であることがうかがい知れる。

そういった穿った見方も出来るが、この作品が日本で見られることは本当にうれしい。
リゼット・マリー・フラナリーは、2006年にロバート・カジメロ率いるハーラウ・ナー・カマレイのドキュメンタリー「Na Kamalei:The Man of Hula」を制作している。ハワイイ文化を紹介するドキュメンタリーを作り、多くの賞を受賞しているハワイを代表する女性ドキュメンタリー・ディレクター。

カメハメハ・スクールは幼児教育から高校までの一貫教育を行う私立校。入学基準としてハワイアンの血を引くことが定められている。

1887年にカメハメハ1世の曾孫であるバーニス・パウアヒ・ビショップの遺言に従い夫チャールズ・リード・ビショップがハワイアンの子弟の教育を目的に創設した。ビショップ博物館などと同じ「ビショップ財団」が運営している。

ハワイの名門校で、卒業生の多くが広い分野で活躍している。
カメハメハ・スクール、バーニス・パウアヒ・ビショップ、チャールズ・リード・ビショップについていずれ書く機会があると思うので、ここでは割愛する。

この映画の題材である”ハワイアン・スクール・ソング・コンテスト”は、ハワイアンの文化を継承しハワイ語を学ぶ各学年の生徒全員が力を合わせ競う、大変重要な学校行事。この映画は2008年のコンクールドキュメンタリーだ。

日本の高校生にあたる9年生から12年生がコンクールには参加する。
女声合唱、男声合唱、混声合唱が行われ、曲はハワイ語でなくてはならない。

生徒達の中でも大きな役割を担うのが、投票で選ばれる指揮者達。
仲間の生徒達をまとめ、自らの学年の勝利のために全力を尽くす。
この映画では指揮者に選ばれた10人の生徒達の葛藤と家族とのつながりを中心に描かれている。
一人一人の“ワンヴォイス”が、全員の“ワンヴォイス”に変わっていく課程を淡々と描いている。

アメリカの高校生達のリーダーシップに対する考え方、取り組みが興味深い。
ロバート・カジメロをはじめとする、卒業生や曲の作曲者、教師が厳しく指導していく。

ハワイイ語を勉強している彼らにしてもハワイイ語はとても難しいようで、教師達から厳しく指導される。

ある教師は「オキナは13文字目のハワイ語のアルファベットだ」と語り、「HAWAI'I」の発音を厳しく教える。
そして、なじみ深い「ALOHA」の発音にも言及する、面白い。

文化を継承することは、本当に大変なことなのだ。
ハワイイアンの血を受け継ぐもの責任の大きさも感じさせられる。

コンテストはテレビ放映、インターネット配信されているので日本でも見ることが出来る。
来年の3月には見て欲しい。

感動のクライマックスは見てのお楽しみだが…
一つだけ、気になった点がある。

予告のチラシやプレスキットにもコンテストで歌われた、ご存じケアリイ・レイシェルの「カ・ノホナ・ピリ・カイ」が、必用にフィーチャーされ、エンドロールでも流れる。

よい歌で私も好きだが…このハワイ文化の継承というテーマの中で日本のメロディーというのは、何か気になった。ヒット曲で誰もが知っているから、日本を意識したのかもしれないが、少し気になったところだった。

ハワイ文化に興味が無くてもハワイイの高校生ストーリーとしても楽しめる。
彼らの、ハワイアンミュージックに対する考え方も見えてくる。

ハワイイの高校生達の生活、家族との絆を丁寧に描いていく手法には好感が持てる。
誰にでも勧められる映画とは言えないだろうが、ハワイが好きであったり、ハワイミュージックが好きであったり、フラに情熱を注いでいる人には(フラのシーンはほとんど出てこないが)是非見ていただきたい。

もう一つ欲を言えば、リーダーの生徒達と一般の生徒達の関係が描かれればもう少し深みがましたかもしれない。

そんな感想は持ったが、実に上質なドキュメンタリーだ。

私は、これを見て「Na Kamalei:The Man of Hula」のDVDをMELE.comで注文した。

8月6日より 渋谷シネクイントほかで全国ロードショー。
詳しくは http://www.onevoicemovie.jp/

テーマ : 公開予定前の映画    ジャンル : 映画

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06 24 ,2011 Edit


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